キッチン
1. ワークトップ・シンク
日常のお手入れ
- 汚れたらすぐに拭き取る、が基本です。こびりつく前の汚れなら簡単なお掃除で落とせます。詰まりの原因になる油、野菜くずなどは普段から流さないよう心がけましょう。
【ステンレス】
使用後は水で流し、水気を拭き取ります。週に一度は食器用洗剤で磨きましょう。
※ステンレスは塩素に弱いので、塩素系漂白剤を使ったときは、すぐに洗い流してください。
※スチールたわしやクレンザー、薬品はキズや変色などの原因になるので使わないでください。
【メラニン、人造大理石】
住居用洗剤で磨いた後、お湯拭きをしましょう。
※スチールたわしやクレンザー、薬品はキズ、変色の原因になるので使用は避けましょう。
※直接、包丁を使ったり、熱いものを置いたりしないようにしましょう。
補修方法
ステンレスのサビ | サビ取り剤をつけてこすり落とします。 ※中まで浸透して落ちない場合は“リフォーム倶楽部オネスト”にご相談ください。 |
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ステンレスの白いシミ | 洗剤や水の成分が空気と化学反応してできるカルキのシミです。クリームクレンザーで落とし、水分を拭き取ります。 |
人造大理石のキズ | 浅いキズなら、細かい目のサンドペーパーでこすります。 ※欠けやヒビ割れのある場合は“リフォーム倶楽部オネスト”にご相談ください。 |
人造大理石の油ジミ | 台所用中性洗剤で落とせます。最後に水拭きをし、その後乾拭きを。 |
流しのつまり | 水を張って、吸引カップで詰まったものを取り除きます。 |
臭気 | 排水管口のカゴを外して洗います。 |
2. 水栓金具
日常のお手入れ
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中性洗剤で磨いた後、水洗いをしましょう。
※熱いお湯をかけておくと、すっきりと乾きます。
※カーブしているところや、こみ入ったところは、歯ブラシに液体クレンザーなどをつけて磨くと上手に洗うことができます。
※シングルレバーの水の出が悪いときは、吐水口キャップに、ゴミなどが詰まっているのが原因だと思われます。吐水口キャップをはずし、網目に詰まっているゴミを歯ブラシで取り除きましょう。
補修方法
水ホースの水漏れ | 補修テープや専用接着剤で補修します。 |
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蛇口周辺の青サビ | 歯磨き粉と水をブラシにつけて磨けば採れます。 |
クリスタルハンドルの汚れ | ハンドルを分解して内側の汚れを取ります。 |
【エコクリーニング】
キッチンのお手入れに、重曹は大活躍します。シンクや水栓金具に直接ふりかけて磨けば、クレンザー代わりに使えます。粒子がとても細かいので人造大理石にも使えます。また弱アルカリ性の重曹は、油やぬめりなどの主な台所汚れを中和し分解。落ちやすくなった汚れはラクに拭き取れます。排水口に重曹の粉をふりかければ、カビや雑菌の繁殖を抑えます。中和作用で排水管の中まできれいにしてくれ、込み上げてくるニオイも抑え、消臭にも効果を発揮します。料理にも使うものですから、もちろん無害。肌荒れの心配もありません。体にも、地球にもやさしい重曹を活用しましょう。
3. 加熱機器
日常のお手入れ
【ガスレンジ】
- 使った後は、お湯拭きしましょう。
※煮汁のふきこばれや油は、時間がたつほど取れにくくなります。ひどくなる前に拭き取るのが鉄則です。 - レンジのこびりついた汚れは、強力洗剤をふりかけ、しばらくおいてからこすり落とします。
※ステンレス部分には、スチールたわしは使わないでください。スチールたわしでこすると、キズがついてサビの原因になります。 - 五徳は台からはずして、台所用洗剤やクレンザーで磨きましょう。
- ガスレンジの受け皿は、台所用洗剤を入れたお湯につけ、汚れをふやかしてから磨きましょう。
※溝の部分は、歯ブラシを使うと汚れが落としやすくなります。 - バーナーは、ワイヤブラシでこすります。穴の目詰まりもキリなどで取り除き、水気をよく取ってから取り付けましょう。
- ガスの元栓は、クッキングペーパーなどに洗剤をしみ込ませ、くるんでおいて汚れを浮き立たせてから拭き取りましょう。
- ゴムホースは、洗剤をつけた布ではさみこむように拭き、そのあと水拭きをしましょう。
※油汚れは、ホースの老化を早めます。1~2年に一度はホースの交換をしてください。
【IHクッキングヒーター】
- 調理で汚れたら余熱が残っているうちに絞った布で拭きましょう。
※クリームクレンザーや固いスポンジでこすると、表面のフッ素コーティングがはげてしまうので避けてください。 - トッププレートに付いた油汚れは、お湯で薄めた台所用中性洗剤を柔らかいスポンジに含ませて拭き、水気を完全に拭き取ります。
※汚れを放置すると調理のたびに高温で汚れが焼きつき、こげつき汚れになってしまいます。
4. 換気扇・レンジフード
日常のお手入れ
【換気扇】
- 油汚れがニオイや故障の原因になるので月一回はお手入れを。スイッチを切ってプラグを抜いてから住居用洗剤を拭きかけ10~15分置きます。お湯の中に入れ、ブラシでこすり洗いをします。外せない部分やすき間の汚れは、洗剤をしみ込ませた布で拭き、その後乾拭きをします。
【レンジフード】
- 外側の油汚れに気づいた時には、こまめに水拭きか洗剤拭きをしましょう。
- 半年~1年に一度はフィルターを取り外し、中性洗剤を入れたぬるま湯に30~40分浸け置き洗いをします。残った汚れはフィルターの目に沿ってブラシなどで洗い流し、すすいでよく乾燥させましょう。
補修方法
換気扇の異常音 | (1)羽根の取り付けを確認します。 (2)汚れが原因の場合は、住居用洗剤で掃除をします。 |
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こびりついた頑固な油汚れ | (1)油汚れの部分に台所洗剤をかけ、その上からぴったりラップをかけます。 (2)ドライヤーでラップの上から温めて汚れを浮かせます。 ※ドライヤーは必ず10cm以上離し、2分以上は当てないようにしましょう。 (3)すぐにスポンジなどを使い、お湯か水で洗い流します。 |
5. キャビネットなど
日常のお手入れ
【キャビネット本体】
- 扉はぬるま湯で薄めた居住用洗剤を布につけて汚れを拭き取ります。取っ手の部分も同様に拭き、細かい部分は割りばしや歯ブラシを使います。お湯をふくませ固く絞った布で洗剤分を取り除き、乾拭きをします。
- キャビネット内部は湿気やニオイがたまりやすいので、定期的に扉を開け放して風を通しましょう。
【食器洗い乾燥機】
- 使うたびに残さいフィルターをブラシで洗います。
- 水あかや食べ物のかすがたまりやすいので、定期的に空のまま運転させ、庫内をきれいに保ちましょう。
6 .壁まわり・床まわり
日常のお手入れ
【キャビネット本体】
- 水はね・油はね、食べ物の汚れなどがつきやすく、そのままにしておくとベタベタや変色の原因となります。汚れたらすぐに固く絞ったお湯拭きでお掃除を心がけましょう。
- レンジまわりのタイルやビニール壁の汚れは、台所用洗剤で落とし、その後水拭きをし、乾拭きで仕上げます。
補修方法
タイル目地にこびりついた油汚れ | 割りばしでこびりついた汚れをこそげ落とし、洗剤を下から上へ拭きかけます。5分ほどおいてからたわしでこすり、布で拭き取ります。 |
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レンジまわりの壁のしつこい汚れ | ティッシュペーパーを貼り付け、その上から住居用洗剤をスプレーし、パック状態に塗布します。15分程おき、汚れがゆるんだら熱い湯で絞った雑巾で拭き取り、乾拭きをして仕上げます。 |